キキのカボチャパンツの下着は本当は無地なのですが、ちょっと可愛らしく広幅のコットンレースで作りました。トップスと、カボチャパンツの裾はゴム入りのスカラップレースです。左が試作品、ボリュームが足りないのでボリュームを入れた型紙で様子を見たのが中央、右がが完成品です。
見返しをつけ、全て2mmロックで処理をしています。ネームタグもつけました。
立体裁断が完成してトレースをした型紙にCamomoが描いたイラストを配置したところ。
古事古辞氏(Cojicoji)のミシン刺繍のプログラムの画面。Camomoのイラストをもとに、コーデュロイの生地に細かい柄が沈み込まないように作成してくれています。
Camomoが以前刺繍会社に勤務していた時、お知り合いになりました。いつものように好奇心いっぱいのCamomoはもちろんこのソフトと刺繍ミシンがとっても欲しかったのですが、素人がちょっと手がけるのには、金額的にも、技術的に無理と思いすぐに断念。
使っているソフトはWILCOM。なんと二百数十万円します!!!おまけに、OSがかわると使用できなくなるので、バージョンUPに毎回25万円近くかかるそうで、驚きです。そして、刺繍ミシンは最低の基本が出来るものでも100万円。おまけにこのソフト、自動作製機能もついているのですが、それで作ったものと手打ちでは全く別物の刺繍になってしまいます。しかも、生地の厚さや縦横の伸び縮みを考慮に入れたりしてちょっやそっとでは素敵な刺繍にはなりませんので、刺繍業界のプロの方から、ちょっと難しい仕事が舞い込むと必ず彼の所へ、、、そんなこんなで、彼は刺繍の業界では超有名で、ユニクロの刺繍部門を立ち上げたり、長年、世界中の数々のブランドや著名な方の刺繍を手がけています。
ちなみにKIKIのワンピースの刺繍は30,000針弱、なんと縫うのに1時間半近くかかったそうです!!!
仕上がった刺繍です♪イラストどおりと言うか、とっても可愛く出来ていて、大満足♪♪♪
►拡大画像はこちらから
型紙をあてて裁断したところ、総裏仕立てです。
型紙をあてて裁断したところ、総裏仕立てです。
キキの赤いリボンは羊毛フエルトで製作。真っ直ぐ立つように中に針金を仕込んで、ふわふわの綿を入れました。
靴はカシオペアスパイスの靴をルーターで飾りと底を削り、底は牛革を貼り付け、ソフトビニール専用の塗料を塗りました。
キキがお父さんからもらったラジオは、ドール製作用粘土で成型し、リキテックスでペイント。
ほうきは家庭用のほうきをくずし組み上げ、柄は中に空洞のアルミの棒を仕込んでドール製作用粘土で成型、こちらは、屋外用の塗料でペイント。NUTSCENEの麻紐で巻きました。
キキの大きな旅立ち用バックは、羊毛フエルトで製作。ふっくらさせるために、綿を入れるのではなく、映画と同じ様にパジャマを入れてあげました。
パジャマは綿ローンとコットンレースで、裏の処理は全て2mmロック、映画ではパジャマは頭からすっぽりかぶって胸の紐でしばるタイプですが、ブライスは頭でっかちなので(笑) 後ろスナップ開きで胸に木馬のリボンをあしらいました。
旅立ちの準備をしているキキです♪
►第5回ブライスビューティコンテスト 特別賞 CWC代表『ジュンコ・ウォングチョイス』に選んで頂きました!
『Little Witch』by Cojicoji&Camomo(古事古辞&花桃)
「マンガガールズ・インスピレーション」チャリティオークション(その3)はこちらから
►第5回ブライスビューティコンテスト 特別賞 CWC代表『ジュンコ・ウォングチョイス』に選んで頂きました!
『Little Witch』by Cojicoji&Camomo(古事古辞&花桃)
「マンガガールズ・インスピレーション」チャリティオークション(その1)から見る